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 カナダ政府、ガソリン中の再生可能燃料の割合を引き上げへ

発表日:2010.04.01


  カナダ政府は、2010年9月までに、ガソリン中の再生可能燃料の割合を平均で5%とする規則案を提案した。カナダでは、温室効果ガス排出量の4分の1を運輸部門が占めていることを踏まえ、プレンティス環境大臣は、今回の規則案は、運輸部門からの排出削減を目指すカナダ政府のさらなる取り組みだと述べた。提案された規則は、カナダの再生可能燃料戦略の一環となるもので、州の規制と併せて、戦略が完全に実施されると、温室効果ガス排出量を年間4メガトン削減することができる。これは、自動車100万台の温室効果ガス排出量に相当するという。規則案は間もなくカナダ官報に掲載され、60日間のパブリックコメント期間の後、2010年9月から施行される予定。カナダ政府は、温室効果ガス排出量を2020年までに、2005年レベルから17%削減することを約束しており、規則案はこの約束を実施するための重要なイニシアティブとなっている。

情報源 カナダ環境省 プレスリリース
国・地域 カナダ
機関 カナダ環境省
分野 地球環境
キーワード 温室効果ガス | 自動車 | カナダ環境省 | ガソリン | 運輸部門 | 再生可能燃料 | 規則
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