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 アメリカ環境保護庁、2012年再生可能燃料基準(RFS2)を決定

発表日:2011.12.27


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、2007年のエネルギー自立・安全保障法(EISA)に基づく再生可能燃料基準(RFS2)として、2012年の燃料別基準値(使用比率)を最終決定した。同法では、再生可能燃料の年間使用目標量が2022年に360億ガロンに達するよう年次目標量を定めている。この目標を達成するため、EPAでは年毎に使用比率ベースの基準値を算出しており、精製業者や輸入業者は、この基準値をもとに、輸送用燃料として最低限使用しなければならない再生可能燃料の量を決定する。今回EPAの決定によって、2012年の目標量と基準値(使用比率)は、バイオディーゼルが「10億ガロン、0.91%」、先進型バイオ燃料が「20億ガロン、1.21%」、セルロース系バイオ燃料が「865万ガロン、0.006%」、再生可能燃料の合計が「152億ガロン、9.23%」と設定された。EPAでは、すでに2013年のバイオディーゼル使用義務量について12億8000万ガロンを提案しており、今後も運輸部門での再生可能燃料の使用拡大を支援していくとしている。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 地球環境 環境総合
キーワード アメリカ環境保護庁 | EPA
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