欧州委員会は、再生可能エネルギー拡大のため、EU域内のエネルギー市場政策を発表し、2020年までに再生可能エネルギーの割合を20%とするEU目標をコスト効率よく達成するには、加盟国がより協調していく必要があると強調した。2020年までに強化すべき主な取組として、1)域内エネルギー市場の完成、2)加盟国共通の支援制度の確立、3)加盟国間での再生可能エネルギー取引によりそれぞれが自国の目標を達成できるような協力メカニズムの推進、4)エネルギー協力に関する規制枠組みの改善と、マグレブ(アフリカ北西部)地域における統合市場を視野に入れた地中海沿岸地域でのエネルギー協力、を提案。また、2020年以降も明確な枠組みを維持しなければ、再生可能エネルギーの拡大は鈍化するとし、革新的な枠組みの策定とコスト削減が必要であると指摘。再生可能エネルギーやエネルギー効率に関する国別目標あるいはEU全体の目標を設定するなど、2030年までの政策をできるだけ早く策定することが必要であるとしている。
情報源 | 欧州委員会 プレスリリース |
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国・地域 | EU |
機関 | 欧州委員会 |
分野 | 環境総合 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 欧州委員会 | エネルギー効率 | 規制 | 地中海 | エネルギー政策 | 目標 | コスト削減 | メカニズム | エネルギー市場 |
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