欧州連合(EU)は、2030年までに温室効果ガス排出量を1990年比で少なくとも55%削減する新たな計画を発表した。これは、現在の排出目標である40%を上方修正するもので、2050年までにヨーロッパ大陸で気候中立を達成するために必要な目標となる。この目標をパリ協定の下でのEUの新たな「国が決定する貢献(NDCs)」とすることを確認し、2020年末までに国連気候変動枠組条約(UNFCCC)に提出する予定である。欧州委員会(EC)の包括的影響評価によれば、欧州全域で再生可能エネルギーの導入が順調に進んでいることにより、現在の排出削減目標である40%以上の達成は実現可能となったことが示された。新たな目標である55%に到達するためには、エネルギー効率と再生可能エネルギーの割合をさらに高めなければならない。これについては、2021年6月に欧州委員会(EC)が法案を提示するまでに、さらなる協議と分析が行われる。
情報源 | 欧州連合(EU)プレスリリース |
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国・地域 | EU |
機関 | 欧州連合(EU) |
分野 | 地球環境 環境総合 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 欧州委員会 | EU | エネルギー効率 | 気候中立 | 欧州連合 | 国連気候変動枠組条約 | パリ協定 | 温室効果ガス排出量 | 包括的影響評価 |
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