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 欧州委員会、「Rio+20」フォローアップのための意見公募を開始

発表日:2012.10.25


  欧州委員会は、2012年6月にブラジル・リオデジャネイロで開催された「国連持続可能な開発会議」(Rio+20)の決定を受け、持続可能な開発をEU及び世界全体で実現する具体的行動や施策についての意見公募を開始したと発表した。提出された意見や情報は、2013年第1四半期に発行される「Rio+20フォローアップに関する委員会報告書」に反映される予定。Rio+20は、1992年の「国連環境開発会議」(地球サミット)から20年、2002年の「持続可能な開発に関する世界首脳会議」から10年が経過しても尚残る深刻な貧困・環境問題を背景に開催されたが、欧州委員会は同会議で採択された成果文書を実行するため、1)包括的グリーン経済への移行、2)取り組むべき優先分野、3)「持続可能な開発目標(SDGs)」の策定、4)有効な「持続可能な開発ファイナンシング(資金)戦略」、5)持続可能な開発のための制度的枠組みの強化、の5つの政策課題に関して広く関係者からの意見を募集している。公募は2013年1月15日まで。

情報源 欧州委員会 プレスリリース
国・地域 EU
機関 欧州委員会
分野 地球環境 環境総合
キーワード 持続可能 | 欧州委員会 | 開発 | 地球サミット | グリーン経済 | 指標 | 環境問題 | 貧困 | Rio+20 | SDGs
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