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 沖電気工業(株)、社員食堂の廃油をトラックの燃料にリサイクル

発表日:2008.06.24


  沖電気工業(株)は、八王子事業所内にある社員食堂で使用済みとなった天ぷら油をバイオディーゼル燃料に精製し、物流用トラックの燃料として再利用する取り組みを2008年4月より進めている。バイオディ-ゼル燃料は、軽油の代替燃料として注目されており、(1)CO2排出量が実質ゼロカウント(カーボンニュートラル)、(2)黒煙の排出量が軽油の3分の1以下、(3)硫黄酸化物を大幅減少、(4)自動車改造なしで使用可能、(5)軽油取引税の課税対象外などの特長がある。同社では、試行期間(2008年3月)において、回収した使用済み天ぷら油349リットルから、バイオディーゼル燃料314リットルを精製し(精製率90%)、残りの35リットル(10%相当分)も、農業用のたい肥や石鹸として有効利用できることを確認。また、このリサイクルにより、年間約10トンのCO2排出削減効果が見込まれるという。

情報源 沖電気工業(株) プレスリリース
機関 沖電気工業(株)
分野 地球環境
ごみ・リサイクル
キーワード リサイクル | バイオマス | 燃料 | 沖電気工業 | 廃油 | 食堂
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