国内ニュース


 丸紅(株)、ウクライナの炭鉱における温暖化ガス削減事業で日本企業初のJI承認を取得

発表日:2008.09.02


  丸紅(株)は、ウクライナのZasyadko社との間で推進していた温暖化ガス削減事業が、日本-ウクライナ間の共同実施プロジェクトとして国連JI監督委員会(JISC:Joint Implementation Supervisory Committee)に承認されたと発表した。本事業は、坑内掘炭鉱から発生するメタンを回収しガス発電を行うもので、2004年より段階的に稼働している。JIは京都議定書に定められた温室効果ガス削減義務がある国の間での削減活動によって排出権を創出するもので、排出削減義務のない国での削減活動であるCDMに比べ整備が遅れ、プロジェクトの国連での登録もわずかである。2008年8月25日付でJISCに登録された本案件は、世界で5番目に登録されたJI案件であり、また日本企業が参画する案件としては初めての登録案件となる。

情報源 丸紅(株) ニュースリリース
機関 丸紅(株)
分野 地球環境
キーワード 温室効果ガス | CDM | 京都議定書 | 丸紅 | ウクライナ | 炭鉱 | JI | メタン
関連ニュース

関連する環境技術