環境省、ジフェニルアルシン酸(DPAA)等のリスク評価第3次報告書を公表

発表日:2014.05.29

環境省は、ジフェニルアルシン酸(DPAA)等のリスク評価第3次報告書を公表した。同省では、平成15年に茨城県神栖市で、有機ヒ素化合物であるDPAAによる環境汚染に起因すると考えられる健康影響が確認されたことを受け、DPAAの健康影響に関する調査研究を実施。平成23年6月には、これまでに得られた科学的知見及び有機ヒ素化合物に関する内外の知見を総合的に評価し、DPAAの健康リスクについて取りまとめた第2次報告書を公表している。今回、この第2次報告書以降の調査研究により得られた知見を加味し、ワーキンググループなどで、DPAAの健康リスクについて検討した結果をとりまとめた。新たに得られた主な知見は、以下の通り。1)動物実験等における影響:マウスにおける発がん性は認められない、2)人への健康影響:初回検査から8~9年後に再検査を行った7人では全員に改善傾向が認められ、そのうち4人は脳の糖代謝低下が概ね正常にまで回復していた。小児期にばく露した者の頭痛は、平成18年を上回る割合で見られた。

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