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 ダイキン、福島県相馬市で管水路用マイクロ水力発電システムの本格実証実験を開始

発表日:2015.07.14


  ダイキン工業(株)は、福島県相馬市で管水路用マイクロ水力発電システムの本格実証実験を、2015年7月30日から開始すると発表した。同社では、空調・油圧機器の省エネ商品開発で培ったモーター技術やインバーター技術、流体解析技術を応用することで、水車と発電機をパッケージ化した、小型で低コストの縦型管水路用マイクロ水力発電システムを開発。環境省が実施する「CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」に採択され、2014年11月から富山県南砺市で実証実験を行ってきた。今回、福島県相馬市の上水道施設に設置し、今まで使われていなかった水流エネルギーを活用した水力発電の実証研究に取り組む。実証場所の最大有効落差、最大流量から、発電電力は最大71.4kW、年間発電量は一般家庭172軒分に相当する619MW時を見込んでおり、実使用環境における発電能力を検証する。実証期間は、2015年7月から12月の予定。

情報源 ダイキン工業(株) ニュースリリース
環境省 報道発表資料
機関 ダイキン工業(株) 環境省
分野 地球環境
キーワード 環境省 | ダイキン工業 | 小水力発電 | 実証実験 | 発電機 | 福島県 | 上下水道 | 水車 | 管水路
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