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 京都市、市立小学校における木製水車による小水力発電を開始

発表日:2015.12.10


  京都市は、京都市立京北第二小学校における木製水車による小水力発電を、開始すると発表した。同市では、地域の避難所である京北第二小学校における災害時の電源確保のため、国の基金を活用し、同校敷地内にある農業用水路に木製水車による小水力発電設備や蓄電池等を設置する取組を進めてきた。今回、木製水車の設置工事が完了し、平成27年12月15日から発電を開始することとなった。発電出力は20W程度で、蓄電池容量は2.5kWhとなっており、災害時に携帯電話の充電(約250台分)等に活用することができる。同事業の特徴は、以下の通り。1)避難所に自立分散型の電源を導入することで防災機能を向上、2)自然エネルギーである水力を活用することで環境に優しい電源を実現、3)水力源を地元の農業用水とすることや発電に用いる木製水車にみやこ杣木を使用することで地域資源を有効に活用、4)発電に用いる木製水車の組立を小学校児童の環境学習の一環として実施。

情報源 京都市 広報資料
京都市 広報資料(PDF)
機関 京都市
分野 地球環境
キーワード 自然エネルギー | 小水力発電 | 環境学習 | 京都市 | 防災 | 地域資源 | 水車 | 自立分散型 | 農業用水路
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