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 経産省、「ZEHロードマップ」を公表

発表日:2015.12.17


  経済産業省は、「ZEHロードマップ」を公表した。ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)は、年間の1次エネルギー消費量がネットでゼロとなる住宅のこと。ZEHの実現・普及は、日本のエネルギー需給の抜本的改善の切り札となる等、極めて社会的便益が高いものであり、エネルギー基本計画において、「住宅については、2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」とする政策目標が設定されている。今回のロードマップは、この政策目標達成のため設置された「ZEHロードマップ検討委員会」での検討結果をとりまとめたもの。ZEHの現状と課題を踏まえて、ZEHの定義、ZEHの認知度向上、ZEH普及の動機付け等に関する対応の方向性を提示。ZEHの実現には、パッシブ設計による冷暖房負荷軽減が重要な要素となる。今後の課題として、ZEHの普及促進のためには、パッシブ設計に代表される高性能躯体設計や設備を適切に評価することが重要であるとしている。

情報源 経済産業省 ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)
機関 経済産業省
分野 地球環境
キーワード 経済産業省 | 住宅 | ロードマップ | 一次エネルギー | エネルギー基本計画 | ZEH | エネルギー消費量 | ネット・ゼロ・エネルギー
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