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 環境省、平成28年度環境配慮型CCS実証事業の採択案件を公表

発表日:2016.07.25


  環境省は、平成28年度環境配慮型CCS(CO2回収・貯留)実証事業の採択案件を公表した。一度建設されると長期間に渡ってCO2を排出することが見込まれる石炭火力発電所等の大規模排出源において、環境影響に配慮しつつ、CCS技術を実証し、日本に適した円滑なCCS導入手法を取りまとめることが重要と考えられている。同事業は、石炭火力発電所でのCCS技術の実証を行い、その結果を踏まえて、日本に適した円滑なCCS導入手法を取りまとめることで、地球温暖化対策の強化に貢献することを目指すもの。今回、公募に対し1件の応募があり、審査した結果、(株)東芝と共同実施者12者による事業1件を採択した。採択された事業では、東芝が福岡県大牟田市の三川発電所にCO2を分離・回収する設備(分離・回収率50%以上)を建設・実証運転を行い、みずほ情報総研(株)をはじめとする12者が、CO2分離・回収に関わる環境影響評価手法等について検討を行うという。

情報源 環境省 報道発表資料
(株)東芝 プレスリリース
みずほ情報総研(株) ニュースリリース
機関 環境省 (株)東芝 みずほ情報総研(株)
分野 地球環境
キーワード CCS | 環境省 | 温室効果ガス | 東芝 | 実証 | みずほ情報総研 | 環境配慮型 | CO2回収・貯留 | 石炭火力発電所
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