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 出光興産、既存の地熱発電所にバイナリー発電所を併設

発表日:2017.03.01


  出光興産(株)は、九州電力(株)と共同で運営している地熱発電所(滝上発電所)に、バイナリー発電所を併設し、商業運転を開始した。同社は1979年より地熱事業に着手しており、1996年の九州電力(株)滝上発電所の操業開始以来、発電用蒸気の供給部門を担ってきた。今回の発電所は、熱源となる水と低沸点媒体の2つの流体を利用するバイナリー方式で、従来の地熱発電では直接発電に利用できなかった低温の蒸気・熱水を活用した発電を可能とするもの。同社の100%子会社である出光大分地熱(株)滝上事業所(大分県九重町)において、FIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)を活用し、出力5,050kW、年間発電規模3,100万kWhの商業運転を行うという。

情報源 出光興産(株) ニュースリリース
機関 出光興産(株)
分野 地球環境
キーワード 九州電力 | 出光興産 | 地熱発電 | 有効利用 | バイナリー発電 | 未利用熱 | 出光大分地熱
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