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 農林水産省、試行排出量取引における森林バイオマス関連第1号申請案件等を公表

発表日:2009.04.15


  農林水産省は、「排出量取引の国内統合市場の試行的実施」(2008年10月開始)における、森林バイオマス関連の第1号申請案件等を公表した。同案件は、2009年4月15日の第3回国内クレジット認証委員会で報告されたもので、1)製材所における大鋸屑を有効利用した清滝温泉事業(年平均削減予定量 約950t-CO2)、2)八女の森林バイオマスを有効利用したべんがら村温泉事業(同 約610t-CO2)、3)小国町のスギ材を熱源とする融雪・暖房用バイオマスボイラー導入事業(同 約380t-CO2)の3件。今後、審査で承認されれば、事業計画に沿って排出削減事業が実施される。また今回、バイオマスボイラーを新設する場合も国内クレジットの対象と認めるための方法論がオリックス環境(株)より申請された。今後、委員会で承認されれば、化石燃料からの代替に加え、バイオマスボイラーの新設も国内クレジット対象と認められる。

情報源 農林水産省 プレスリリース
機関 農林水産省
分野 地球環境
キーワード 森林 | 農林水産省 | バイオマス | 排出量取引
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