北海道大学は、三菱マテリアル(株)の支援による寄付分野として、大学院工学研究院に資源環境修復学分野を開設すると発表した。国内には多くの休廃止鉱山が存在し、汚染発生源対策や坑廃水処理が実施されており、今後海外においても休廃止鉱山が急増すると考えられている。今回開設する分野は、国内外における休廃止鉱山を対象とした環境修復技術の発展及び同技術分野における国際的な人材育成に資することを目的とするもの。開発段階から、休廃止後の対策が最小限になるように考慮した鉱山開発手法などを構築し、あわせて休廃止後の効率的な環境修復の方策を提案すべく、以下の研究を行うという。1)鉱山跡地の環境修復に関する研究、2)休廃止後の環境対策を最小限にするための鉱山開発に関する研究、3)休廃止鉱山における坑廃水処理と発生源対策とを統合した環境対策に関する研究。開設期間は、平成29年7月1日から平成33年3月31日までの3年9ヶ月間となっている。
情報源 |
北海道大学 プレスリリース(PDF)
三菱マテリアル(株) プレスリリース |
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機関 | 北海道大学 三菱マテリアル(株) |
分野 |
水・土壌環境 環境総合 |
キーワード | 環境修復 | 三菱マテリアル | 廃水処理 | 北海道大学 | 鉱山 | 人材育成 |
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