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早稲田大など、地理情報を付与した配電系統モデルを構築
発表日：2017.10.11
早稲田大学スマート社会技術融合研究機構は、東京電力パワーグリッド（株）、中部電力（株）、関西電力（株）が運用する実配電線データに基づき、地理情報を付与することで、地域特性を都市規模で捉えた配電系統モデルを構築した。今回研究グループは、一般家庭、コンビニエンスストア、ビルなどの電力消費データから、各需要家の建物用途・電力消費カーブを推定し、実地域を模擬するような配電系統モデルを電力3社の協力により構築した。地理情報を付与したことにより、雲の移動に伴う日射情報変化や、電力負荷となる電気自動車の移動などを想定した解析が可能となり、太陽光発電等により生じる課題を時空間的、多面的に解析できるようになったという。
