福岡県は、平成30年度福岡県エネルギー利用モデル構築促進事業の公募結果を公表した。同事業は、県内の再生可能エネルギー源を利活用するモデル、省エネルギーモデルおよびエネルギー関連産業による地域振興・雇用創出モデルの構築を支援することにより、エネルギー源の多様化、分散化、エネルギーの効率的利用の促進および地域振興を図ることを目的としたもの。平成30年4月に応募された提案のなかから、2つの補助対象事業のうち「可能性調査事業」において、北九州市及び近隣地域における竹・木質バイオマス熱供給事業構築可能性調査事業(北九州市)、宝満川上流の農業用水を用いた地域づくりのための小水力発電可能性調査事業(筑紫野市)の2件が採択された。