環境省は、新たな廃棄物処理施設整備計画(計画期間:2018~2022年度)を公表した。同計画は、平成30年5月8日から28日までの間に行われた意見募集(パブリックコメント)を経て、同年6月19日の閣議において成案となったもの。新たな計画は、従来から取り組んできた3R・適正処理の推進や気候変動対策、災害対策の強化に加え、「地域に新たな価値を創出する廃棄物処理施設の整備」を強く打ち出したものとなっており、人口減少等、廃棄物処理をとりまく社会構造の変化に鑑み、「廃棄物処理施設の適切な運営に必要なソフト面の施策」の充実が図られているという。