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 環境省、DPAAに係る健康影響等についての臨床検討会(平成30年度第1回)を開催

発表日:2018.07.20


  環境省は、ジフェニルアルシン酸(DPAA)に係る健康影響等についての臨床検討会(平成30年度第1回)の開催予定を公表した。DPAAは自然界には存在しない物質で、旧日本軍の毒ガス弾等に使用された化学物質の中間原料等と考えられている。平成15年3月に茨城県神栖市(旧神栖町)の複数の住民に中枢神経症状が診られ、DPAAに由来する高濃度のヒ素が原因であることが判明した。同年6月に「茨城県神栖町における有機ヒ素化合物汚染等への緊急対応策について」が閣議了解され、政府は茨城県・神栖市と協力し、「緊急措置事業」において医療費の支給等を行うとともに、病歴・治療歴等に関する調査により、発症メカニズム、治療法等を含めた症候および病態の解明を図っている。平成30年7月31日、経済産業省において「今後の緊急措置事業」に係る検討会を開催するという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 水・土壌環境
キーワード 環境省 | 茨城県 | DPAA | 神栖市 | ジフェニルアルシン酸 | 神栖町 | 緊急措置事業 | 発症メカニズム
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