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 環境省、ユーラスエナジーHDの風力発電所更新計画に係る環境影響評価（配慮書）に対する環境大臣意見を公表

  環境省は、（仮称）輝北風力発電事業Ⅰ更新計画に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を、経済産業大臣に提出したと発表した。同計画は、（株）ユーラスエナジーホールディングスが、鹿児島県鹿屋市、垂水市および霧島市において、現在稼働中の風力発電設備（総出力20,800 kW、定格出力1,300 kWの風力発電設備16基）を全て撤去し、総出力を増加させずに、定格出力最大4,000 kW級の風力発電設備最大12基程度に建て替えようとするもの。環境大臣意見では、1)騒音等や風車の影による生活環境への影響を回避または極力低減すること、2)バードストライクや鳥類の渡りへの影響等の現状を把握するとともに、本事業に係る調査、予測および評価を行い、その結果を踏まえ、適切な環境保全措置を講じ、鳥類への影響を回避または極力低減すること、3)事業実施想定区域が全国有数の天体観測地点であることから、風力発電設備に係る航空障害灯の設置に当たっては、適切な環境保全措置を講ずること等を求めている。