環境省は、平成21年度産学官連携環境先端技術普及モデル策定事業の採択結果を公表した。これは、電気のみを動力源とするバス又はトラックなど、早急に普及が必要な先端的環境技術について、地域における先導的普及モデル(ビジネスモデル)の策定及びこのためのシステム化・実証研究に関する産学官連携の取り組みを公募したもの。今回、応募件数5件のうち、学識者によるヒアリングを経て、1)地域普及型の電動マイクロバスの開発と普及モデルの構築(研究代表者:早稲田大学 大聖 泰弘)、2)電動フルフラットバスの地域先導的普及モデル策定とシステム化の実証研究(研究代表者:慶応義塾大学 清水 浩)の2件を採択した。