経済産業省と(一社)産業環境管理協会は、「クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス」を設立したと公表した。これは、地球規模の新たな課題である海洋プラスチックごみ問題の解決に向け、喫緊の対応が求められているなか、官民連携の実務母体として、平成30年11月20日より、同協会において会員の募集を開始し、159社・団体(平成31年1月11日時点)の参加を得て、この度正式に設立されたもの。事務局は同協会が担当し、今後、1)素材の提供側と利用側企業の技術・ビジネスマッチングや先行事例の情報発信等を通じた情報の共有、2)研究機関との技術交流や技術セミナー等による最新技術動向の把握、3)国際機関、海外研究機関等との連携や発展途上国等への情報発信などの国際連携、さらに、4)プラスチック製品全般の有効利用に関わる多様な企業間連携の促進等を進めていくという。