富山大、タイにおける触媒反応を利用したバイオディーゼル燃料製造の取組を紹介

発表日:2019.09.09

富山大学は、同大学が参画する「低炭素タイプロジェクト」における、バイオマスのガス化と触媒反応によるバイオディーゼル燃料製造の取組を紹介した。この取組は、(国研)科学技術振興機構と(独)国際協力機構が協同で実施する「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム」の支援の下、チュラロンコン大学(タイ)などとの国際共同研究の枠組において実施されたもの(研究課題:バイオマス・廃棄物資源のスーパークリーンバイオ燃料への触媒転換技術の開発、事業期間:2018~2023年度)。今回、同プロジェクトでは、ゴムの古木のペレットを蒸し焼きにして不純物を取り除き、一酸化炭素と水素からできた「合成ガス」を製造した。このガス(一酸化炭素・水素)を、触媒反応(フィッシャー・トロプシュ合成反応)によりバイオディーゼル燃料とした。触媒反応による100%バイオマス由来のディーゼル燃料の製造は、タイでは初めてのこと。未利用資源(農業・農産加工業残さ)を活用し、化石資源に頼らない経済発展につながることが期待されるという。

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