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 環境省と農林水産省、気候変動枠組条約次期枠組みに関する特別作業部会の開催結果を公表

発表日:2009.11.09


  環境省と農林水産省は、平成21年11月2日から6日に、スペインのバルセロナで開催された、「京都議定書の下での附属書I国の更なる約束に関する特別作業部会(AWG-KP)」及び「条約の下での長期協力行動のための特別作業部会(AWG-LCA)」の結果を公表した。今回、AWG-KPでは、附属書Ⅰ国の削減目標に関して、森林等吸収源等の内訳や目標の規模等の議論が行われたが、附属書Ⅰ国にさらに高い目標設定を求める途上国と、地球規模の削減を求める先進国との間で対立が続く状況であった。また、AWG-LCAでは、途上国の緩和行動や、資金・技術支援メカニズム、途上国における森林減少・劣化に由来する排出の削減(REDD)等が議論されたが、先進国・途上国間の対立構造は変わらない状況であった。今後、12月の気候変動枠組条約第15回締約国会議(COP15)に併せて、AWG-KP及びAWG-LCAが開催される予定。

情報源 環境省 報道発表資料
農林水産省 報道発表資料
機関 環境省 農林水産省
分野 地球環境
キーワード 環境省 | 農林水産省 | 気候変動枠組条約 | 京都議定書 | 途上国 | AWG-LCA | AWG-KP | 緩和 | 附属書Ⅰ国 | 技術支援
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