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 環境省、「硝酸性窒素等地域総合対策ガイドライン」を公表

発表日:2021.03.18


  環境省は、地下水における硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素(以下、「硝酸性窒素等」)対策の手引として、「硝酸性窒素等地域総合対策ガイドライン」を公表した。硝酸性窒素等は、「地下水の水質汚濁に係る環境基準」28項目の中で最も超過率が高く、複数の地域で環境基準を超過した状態が継続している。令和2年6月16日に閣議決定された水循環基本計画では、「健全な水循環の維持又は回復のための取組を府省庁横断的に、地方公共団体や民間とも連携して、総合的かつ一体的に推進する必要がある」とされており、今回、環境省は、「硝酸性窒素等による地下水汚染対策マニュアル(平成28年5月)」を基に新たな知見等を追加してガイドラインを作成した。概要版のほか、対策の考え方や計画作成を推進するための「計画策定編」、調査やモデル解析等の技術情報を提供する「技術・資料編」で構成されている。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 水・土壌環境
キーワード 地下水 | 水質汚濁 | 環境基準 | 硝酸性窒素 | 亜硝酸性窒素 | 概要版 | 水循環基本計画 | 地下水汚染対策マニュアル
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