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 経産省と環境省、低炭素社会実行計画の評価・検証結果（2019年度実績）を公表

  経済産業省と環境省は、低炭素社会実行計画の評価・検証結果（2019年度実績）を公表した。これは、2省所管の44業種が策定する低炭素社会実行計画について、2019年度実績に基づく評価・検証を実施し、結果を取りまとめたもの。国内の企業活動における削減目標については、2020年目標は35業種、2030年目標は17業種が達成しており、前倒しで着実に取組が進められている。他部門での貢献、海外での貢献、革新的技術開発の開発・導入については、リストアップの項目を増やしたり、定量化の計算方法を精緻化したりするなど、記載内容の充実が図られた。今後の課題等については、1)2020年度目標達成の評価、2)2030年目標の点検、3)他部門貢献・海外貢献、4)情報発信の強化などに整理されている。経産省は、各業界の低炭素社会実行計画における取組の中から、他の業界の模範となるものを共有し、低炭素社会実行計画の更なる深化・充実を図ることを目的にホームページを使った訴求、長期ビジョンの提示、業界内での情報共有・活用の3つに大別して15種類の取組を掲載した取組事例集を作成したという。

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