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 新宿区、みどりの実態調査報告書(第9次)を公表・落合で樹木数減

発表日:2021.06.05


  新宿区は、みどりの実態調査報告書(第9次)を公表した。区では、みどりの施策効果と問題点を明らかにし、今後の施策の参考とするため、5年に一度「新宿区みどりの実態調査」を実施している。今回、令和2年4月から令和3年2月までを調査期間として行った第9次調査の結果を報告書として公表した。調査の結果、上空から見たときの樹木・樹林、草地、屋上緑地に覆われている土地の面積比率(緑被率)は、17.98%となり、前回調査(平成27年度(第8次))と比較して0.5%増加した。また、緑被面積については、「樹木・樹林」、「草地」、「屋上緑化」の各項目とも増加している。一方で、壁面緑化は公共施設では増加しているものの個人住宅で減少が多く見られ0.3ha減、街路樹は709本減となった。直径が30cm以上の樹木数については、14,489本となり167本少なくなった。特に樹木の減少率が最も大きい地域は落合第一地域の12%、次いで落合第二地域の11%であり、両地域とも100本以上の樹木が減少しており、主な要因は建築計画に伴う樹木の伐採という。なお、第9次調査報告書は、同区のホームページで閲覧できる(PDF形式:119MB)ほか、概要版は区役所本庁舎7階みどりの係窓口で配布している。

情報源 新宿区 新着情報
〔参考〕新宿区みどりの実態調査報告書 (第9次)(PDF)
〔参考〕新宿区みどりの実態調査報告書 (第9次)概要版(PDF)
機関 新宿区
分野 地球環境
自然環境
キーワード 屋上緑化 | 壁面緑化 | 街路樹 | 緑被率 | 新宿区 | みどりの実態調査報告書 | 屋上緑地 | 緑被面積 | 樹木数 | 建築計画
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