WWFジャパンとテラサイクルジャパン(同)は、使い終わった漁網の回収・リサイクルを促進するための基本合意を令和3年6月に締結したと発表した。同協定は、漁具の海洋流出を防ぐため、日本国内で発生する年間推定約5千トンの廃棄漁網を適切に回収・リサイクルするための仕組みを構築するため、両者間で締結されたもの。回収した漁網は一度再生ペレットに戻したうえで、スポンサー企業の協力を得て、再度製品化される。また漁業協同組合や自治体などと連携し、回収・リサイクルといった資源循環の仕組みだけではなく、漁具の適正な管理体制を構築していく予定。両者は協力し、海洋生態系に深刻な被害を及ぼす廃棄漁具(ゴーストギア)を減らし、資源として再度活用することが可能な仕組みを構築していく。地球環境を守りつつ、資源も有効利用できる方法を共に模索していくという。
情報源 |
WWFジャパン プレスリリース
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機関 | WWFジャパン テラサイクルジャパン(同) |
分野 |
ごみ・リサイクル 自然環境 水・土壌環境 |
キーワード | リサイクル | WWFジャパン | 再生ペレット | 廃棄漁網 | 漁業協同組合 | テラサイクルジャパン | ゴーストギア | 流出漁具 | 廃棄漁具 |
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