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 神奈川県、「分散型エネルギーシステム導入事業」の採択事業を決定

発表日:2021.09.07


  神奈川県は、「分散型エネルギーシステム導入事業」の採択事業を決定したと発表した。同県は、「かながわスマートエネルギー計画」を策定し、火力発電等の「集中型電源」から、太陽光発電等の「分散型電源」への転換を図り、エネルギーの地産地消を目指して取り組んでいる。その取組の一環として、高いエネルギー効率を有するガスコージェネレーションシステム等の安定した分散型電源を導入し、生産されるエネルギーを複数の建築物の間で共同利用するとともに、系統電力の停電時にも事業継続を図る取組を支援している。令和3年4月23日から8月13日まで同事業の公募行い、今回、東京ガスエンジニアリングソリューションズ(株)(以下、TGES)による中沢乳業(株)湘南工場(藤沢市)で実施する事業1件を採択した。TGESが、エネルギーサービス事業者として、390kW級ガスコージェネレーションシステムを導入し、発電した電力を工場全体に送電し、工場全体の大幅な系統電力の削減を行う。また、発生した蒸気を生産プロセスへ直接供給することに加え、排熱回収ユニットで最大限排熱を回収し、既存ボイラの稼働を低減することにより、省エネルギーを実現するという。

情報源 神奈川県 記者発表資料
機関 神奈川県
分野 地球環境
キーワード 省エネルギー | 神奈川県 | 藤沢市 | ガスコージェネレーションシステム | 分散型電源 | 東京ガスエンジニアリングソリューションズ | かながわスマートエネルギー計画 | 分散型エネルギーシステム | 集中型電源 | 中沢乳業
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