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 国交省、ワンコイン「浸水センサ」の実証実験を計画

発表日:2021.09.10


  国土交通省は、流域治水の本格的な実践に向けて、ワンコイン浸水センサ実証実験準備会合への参加者(企業・自治体等)を公募している。ワンコイン浸水センサとは、形状・価格もワンコイン程度(500円玉を想定)の現地設置センサ及び受信機で、浸水の状況が把握可能な検知システムを検討している。同省は、豪雨による浸水被害が頻発するなか、堤防における越水や、周辺地域における浸水の状況を、速やかに把握し、迅速な災害対応や地域への情報発信を行うため、民間企業・地方自治体等と連携して、ワンコイン浸水センサを設置・情報共有を行い、リアルタイムで浸水状況の把握を行う実証実験を計画している。今回、実証実験の実施に向け、仕様等を検討するため、「ワンコイン浸水センサ実証実験準備会合」を設置する。この準備会合に参画するセンサ設置者(店舗や管理施設に浸水センサを設置・管理し、データ集約・共有が見込まれる民間企業・団体、自治体等)およびセンサ製造者(低コスト、長寿命なセンサが供給可能な民間企業・団体等)を募集している(公募期間:令和3年9月10日~同月30日)。

情報源 国土交通省 報道発表資料
機関 国土交通省
分野 環境総合
キーワード 国土交通省 | 豪雨 | 自治体 | 堤防 | 浸水被害 | 民間企業 | 流域治水 | ワンコイン浸水センサ | 浸水センサ | 越水
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