北九州市は、政令市初となる人工知能(AI)による「不適ごみ検知システム実証試験」を開始する。ごみ焼却施設においては、不適ごみが焼却工場に搬入され、火災等の重大事故につながる恐れがあり、従来はごみの搬入監視を行っているが、搬入台数が多い場合などは対応が困難となることがあった。同市では、AIを用いた検知システムの構築を目指し、ハードとソフトの最適な選定、最新鋭の設備、コストパフォーマンスの高いメンテナンス、保全を担う(株)ドーワテクノスと九州工業大学発ベンチャー企業であるKiQRobotics(株)と契約し実証実験を行う。事業内容は、現地のごみ投入口に設置したカメラ映像により、受注者ラボで、AIに不適ごみを学習させ、令和4年1月11日~3月31日の期間中2回(1月下旬、2月下旬)、不適ごみの検知の精度を確認する。3月下旬までに課題等を含めた実証試験の報告を受け、本格導入に向けた検討を進めるという。
情報源 |
北九州市 記者発表資料
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機関 | 北九州市 (株)ドーワテクノス KiQRobotics(株) |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | 北九州市 | 人工知能 | AI | 不適ごみ検知システム | ドーワテクノス | KiQRobotics | 不適ごみ |
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