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 国交省、バイオ燃料を使用した実証試験を実施

発表日:2022.08.04


  国土交通省は、バイオ燃料を使用した実証試験を実施すると発表した(実証期間:令和4年8月4日 7日日~9月6日)。我が国では、2050年カーボンニュートラルに向けて、あらゆる分野において、これまで以上に省エネ・省CO2に向けた取組の強化を図っており、内航海運分野においても、昨年末に「内航カーボンニュートラル推進に向けた検討会」のとりまとめを公表し、「内航海運への代替燃料の活用等に向けた先進的な取組の支援」等を進めている。バイオ燃料は、現在使用しているディーゼル機関をそのまま又は小規模な改造を行うことで使用でき、CO2排出削減を図ることができるため、同とりまとめにおいて、既存船における省CO2対策のひとつとして「バイオ燃料の活用促進」を掲げている。令和4年7月「船舶におけるバイオ燃料取り扱いガイドライン策定検討会」を立ち上げ、内航海運事業者等の関係者が安全かつ円滑にバイオ燃料を取り扱うことを可能とするガイドラインの策定に向けた検討を開始している。今回、低硫黄C重油とバイオ燃料を混合した燃料を使用する試験を行い、バイオ燃料の混焼を行う場合の技術的課題(燃焼性、混合安定性、部品腐食など)の有無を把握し、その結果を「船舶におけるバイオ燃料の取り扱いに関するガイドライン」に反映するという。

情報源 国土交通省 報道発表資料
機関 国土交通省
分野 環境総合
キーワード バイオ燃料 | 実証試験 | 内航海運 | カーボンニュートラル | 重油 | ディーゼル機関 | 船舶におけるバイオ燃料の取り扱いに関するガイドライン | 燃焼性 | 混合安定性 | 部品腐食
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