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 京都市、住宅の太陽光発電設備の新たな導入支援策を創設

発表日:2022.08.15


  京都市は、住宅の太陽光発電設備等の新たな導入支援を図るため、太陽光発電設備から生まれる再生可能エネルギーを自家消費することで生じる「環境価値」を金銭価値化し、市内の商店等で利用できる地域ポイントを還元する仕組みを設ける。同市では、「2050年二酸化炭素排出量正味ゼロ」となる脱炭素社会が、生活の質の向上、持続的な経済発展と共に実現される「将来の世代が夢を描ける豊かな京都」を目指し、再生可能エネルギーの飛躍的な普及拡大などに取り組んでいる。今回「京都再エネクラブ」および「さんさんポイント」を創設すると発表した。各家庭において太陽光発電設備を設置し「京都再エネクラブ」に入会することで、太陽光発電設備により発電された電気を自宅で自家消費した方に、その環境価値分を京都市内限定の電子ポイント(さんさんポイント)が還元される仕組み。さらに、太陽光発電設備と蓄電池等を新たに導入すると、導入支援ポイントとして「さんさんポイント」が1申請につき20万円相当分発行される。ポイントは、加盟店での買い物や食事などに利用できる(1ポイント=1円)。一方、生み出された環境価値は、環境価値を求めている市内企業等に売却され、付与するポイントに充てられる。

情報源 京都市情報館 広報資料
機関 京都市
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | 太陽光発電 | 環境価値 | 京都市 | 導入支援 | 自家消費 | ポイント還元 | 京都再エネクラブ | さんさんポイント | 電子ポイント
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