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 「福岡市博多湾ブルーカーボン・オフセット制度」令和4年度クレジット販売開始

発表日:2022.10.11


  福岡市は、「福岡市博多湾ブルーカーボン・オフセット制度」において令和4年度クレジット販売を開始する(販売期間:令和4年11月1日~12月23日)。同市は、地下茎や種子で増える海の中の植物「海草」アマモに着目。アマモ場は「海のゆりかご」と呼ばれ、魚のすみかや産卵場所として海域の生物多様性保全において重要なだけでなく、近年は二酸化炭素の吸収・固定に寄与する「ブルーカーボン生態系」としても注目されていることから、J-クレジットと結び付けた保全策を考案した。令和2年度より、博多湾のアマモなどによる二酸化炭素の吸収・固定を通じて、温室効果ガスの削減を目指す制度を開始し、販売収益をアマモ場づくり活動など、博多湾の環境保全創造の取組みに活用している。今回、令和4年度は45.9 t-CO2を8,800円/1t-CO2(税込)で販売する。販売収益は志賀島や今津の海でアマモ場づくり活動等に活用するという。

情報源 福岡市 報道発表資料
機関 福岡市
分野 地球環境
自然環境
キーワード 生物多様性 | 温室効果ガス | クレジット | 海藻 | アマモ | 福岡市 | 博多湾 | ブルーカーボン生態系 | 福岡市博多湾ブルーカーボン・オフセット制度 | 志賀島
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