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 稲わら・もみ殻の活用で協定!野焼き対策、そして脱炭素化(つがる市)

発表日:2023.04.10


  青森県つがる市は、風力発電等を行う(株)グリーンパワーインベストメント(以下「GPI」)、土木資材を製造する前田工繊(株)の2社と「稲わら籾殻の利活用に関する協定書」を締結した。同協定は、日本最大級の陸上風力発電所「ウィンドファームつがる(2020年運転開始)」の収益を生かした農山漁村活性化事業基金による一次産業支援の一環。つがる市において発生した稲わら・籾殻の資源の利活用による野焼き対策及び脱炭素化への貢献を目指し、共同して籾殻等の有効活用を検討することを目的としている。つがる市によると、市内で一年間に回収される籾殻等は約15,000トン(推定)。稲わらの焼却は県全体としては減少傾向にあるものの、全国的にも依然として行われており、煙による健康への影響や交通の妨げ等が懸念されているとのこと。つがる市が提供した稲わら・籾殻を、前田工繊の独自の技術で土木資材への活用を目指す。土木資材はGPIが青森県内で建設中の風力発電所で活用することが予定されている。

情報源 (株)グリーンパワーインベストメント 最近の取り組み
前田工繊(株) ニュース&トピックス
機関 つがる市 前田工繊(株) (株)グリーンパワーインベストメント
分野 地球環境
ごみ・リサイクル
大気環境
キーワード 稲わら | 籾殻 | 脱炭素化 | グリーンパワーインベストメント | つがる市 | 陸上風力発電 | 前田工繊 | ウィンドファームつがる | 農山漁村活性化事業基金 | 野焼き対策
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