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 88%の地点「きれいな水」 全国水生生物調査結果(令和4年度)

発表日:2023.06.08


  環境省と国土交通省は、令和4年度全国水生生物調査の結果および令和5年度調査の実施を発表した。両省は、川の生きものを指標として河川の水質を総合的に評価するため、また、環境問題への関心を高めるため、昭和59年度から「全国水生生物調査」を実施している。令和4年度の調査の参加者は34,705人(前年度は新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、全国一律の調査は実施無し)で、そのうち一級河川では11,091人、その他の河川では23,654人であった。全国1,341地点で、河川の水生生物を調査することにより水質の判定が行われた結果、全調査地点の88%の地点でサワガニやカワゲラ類等の指標生物の生息が確認され、「きれいな水」又は「ややきれいな水」と判定された。なお、両省では、令和5年度も夏休み期間を中心に同調査を実施するとし、各都道府県の環境部局及び各地方整備局等の窓口等で参加者を募集している。

情報源 環境省 報道発表資料
国土交通省 報道発表資料
機関 環境省 国土交通省
分野 自然環境
水・土壌環境
キーワード 水質 | 水生生物 | 指標生物 | サワガニ | カワゲラ | 新型コロナウィルス | 全国水生生物調査 | きれいな水
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