国内ニュース
JF福島漁連、ALPS処理水の海洋放出に対し会長声明
発表日：2023.08.24
JF福島漁連は「廃炉汚染水処理水対策関係閣僚等会議」及び「ALPS処理水の処分に関する基本方針の着実な実行に向けた関係閣僚等会議」対する会長声明を発出した。ALPS処理水は、東京電力福島第一原子力発電所の建屋内にある放射性物質を含む水について、トリチウム以外の放射性物質を基準値以下まで処理したもの。トリチウムについては基準値を下回るように希釈される。令和5年8月22日に、東京電力によるALPS処理水の海洋放出を行うことが決定した（放出開始時期：同月24日）。国が海洋放出時期を決定した一方、政府と東京電力が福島漁連に対して行った「関係者の理解なしにはいかなる処分も行わない」との約束もあった。今回発出された福島漁連の会長声明では「漁業者・国民の理解が得られない海洋放出に反対であることはいささかも変わるものではない」とし「生まれ育った前浜で事故以前の様に安心して漁業を継続することが唯一の望み」と漁業者に寄り添った対応を求めた。
|
情報源
|
JF福島漁連 会長声明
|
|
機関
|
JF福島漁連
|
|
分野
|
健康・化学物質
水・土壌環境
|
|
キーワード
|
福島県 | 放射性物質 | 海洋放出 | 漁業者 | 東京電力福島第一原子力発電所事故 | ALPS処理水 | トリチウム | 福島漁連 | 廃炉汚染水 | 前浜
|
|
関連ニュース
|
|
