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 第5回脱炭素先行地域の募集開始 先進性・モデル性をどう打ち出すか

発表日:2024.02.09


  環境省は、脱炭素先行地域(第5回)の募集を開始した(募集期間:令和6年6月17日~6月28日)。脱炭素先行地域は、2030年を目標年度として、民生部門(家庭部門及び業務その他部門)の電力消費に伴うCO2排出実質ゼロを実現し、運輸部門や熱利用等も含めてそのほかの温室効果ガス排出削減について、わが国全体の2030年度目標と整合する削減を地域特性に応じて実現する地域となっている。これまでに4回の募集を行い、合計74地域(第1回:26地域、第2回:20地域、第3回:16地域、第4回:12地域)を選定している。第5回募集では、脱炭素先行地域の選定要件として、1)先進性・モデル性、2)地域経済循環への貢献、3)事業性、4)取組の規模・効果及び電力需要における自家消費率・地産地消率、5)再エネ設備の導入及びその確実性、6)需要家・供給事業者・関係者との合意形成、7)地域の将来ビジョンとの整合性等に該当する優れた提案を選定するという。また、脱炭素先行地域の応募は、主たる提案者が地方公共団体であることに加え、計画の実現性を高めるため民間事業者等との共同提案が必須となる。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 地球環境
キーワード 地方公共団体 | 民間事業者 | 電力需要 | 脱炭素 | CO2排出実質ゼロ | 脱炭素先行地域 | 先進性 | モデル性 | 地域経済循環
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