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 JFEエンジニアリング(株)など、宮城東部ブロックの災害廃棄物処理業務を実施

発表日:2011.12.26


  JFEエンジニアリング(株)は、同社を代表企業とする計6社の共同企業体(JV)が、宮城県から宮城東部ブロック(塩竈市、多賀城市、七ヶ浜町)の災害廃棄物処理業務を一括受注したと発表した。今回の業務は、同ブロック内で発生し一次仮置場に貯留されている、東日本大震災の災害廃棄物のうち45万7000t、津波堆積物7万8000m3について、二次仮置き場への運搬、中間処理(破砕・選別・焼却施設の建設および運営)、リサイクル、最終処分までの一連の業務を請け負うもの。同業務においては、異物の除去や土砂の分離を徹底することで、破砕選別設備を安定稼動させ、リサイクル率を85.7%まで向上させるとともに、二次仮置場での処理の際には、周辺地域の環境に配慮すべく、大気汚染(粉じん・アスベスト)や水質・土壌汚染など、それぞれ徹底した防止対策と監視(セルフモニタリング)を行うという。契約期間は、2011年12月~2014年3月。同社は、同業務を確実に遂行するとともに、被災地の復旧・復興にいっそう貢献していくとしている。

情報源 JFEエンジニアリング(株) ニュースリリース
機関 JFEエンジニアリング(株)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード リサイクル | 大気汚染 | JFEエンジニアリング | 企業 | 最終処分 | 宮城県 | 東日本大震災 | 災害廃棄物 | 業務
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