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 環境省、東日本大震災により流出した災害廃棄物の総量推計結果を公表

発表日:2012.03.09


  環境省は、東日本大震災により流出した災害廃棄物の総量推計結果を公表した。これは、東日本大震災により海洋へ流出した災害廃棄物の総量推計を実施し、検討会での検討を踏まえ、その調査結果をまとめたもの。同調査では、1)推計の対象とする廃棄物:主要な廃棄物である倒壊した家屋等、自動車、海岸防災林から生じた流木、漁船を含む船舶、養殖施設、定置網及びコンテナ、2)推計の地理的範囲:震源地に近く被害が甚大であった岩手県・宮城県・福島県、3)総量推計の時点:東日本大震災直後、として平成24年3月5日現在で入手可能な公表資料に基づいて推計した。その結果、3県から流出した廃棄物の総量は、500万t程度で、そのうち8割程度が家屋等であるという。また、全体の7割程度が日本沿岸付近等の海底等に堆積し、残りの3割程度が漂流ごみとなったと推計されている。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 海洋 | 岩手県 | 海底 | 福島県 | 宮城県 | 東日本大震災 | 流出 | 災害廃棄物 | 漂流ごみ | 家屋
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