群馬県は、岩手県との「災害廃棄物の広域処理に関する基本協定」を、平成24年6月11日に締結すると発表した。同協定は、東日本大震災により岩手県内で発生した災害廃棄物を群馬県で受け入れ処理するにあたっての基本的事項を定めるもの。受け入れる災害廃棄物の放射性セシウムの目安を1kgあたり100ベクレル以下にする等、一定の受入基準を設けた。また、岩手県から受け入れる災害廃棄物の処理を、群馬県を通して市町村等が実施すること(群馬県が運搬以外の処理を受託し、群馬県が市町村に再委託)ができる体制を構築する。さらに、両県は、災害廃棄物の受入れによって、風評被害など不測の事態が発生した場合は、国に支援を要請する等、責任をもった取組みを行うことを定めた。群馬県では、同協定により、市町村等の負担を軽減し、広域処理が促進されることを目指すという。
情報源 |
群馬県 災害廃棄物の広域処理への協力について
群馬県 報道提供資料 |
---|---|
機関 | 群馬県 |
分野 |
ごみ・リサイクル 健康・化学物質 |
キーワード | 協定 | 岩手県 | 放射性セシウム | 群馬県 | 東日本大震災 | 災害廃棄物 | 広域処理 | 受入基準 |
関連ニュース |
|