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 岩手県、公共用水域の放射性物質モニタリング結果を公表

発表日:2012.06.26


  岩手県は、公共用水域の放射性物質モニタリング結果を公表した。県内の公共用水域の放射性物質モニタリングについては、環境省が平成23年度に実施し、その結果を平成24年2月17日に公表している。今回、平成24年4月以降、川魚が出荷制限等となっていることから、河川における放射性物質の状況を確認するため、県独自に北上川(本川、4支川)及び気仙川の12地点で調査を実施した。それによると、水質からは放射性物質は検出されなかったが、底質からは最大424ベクレル/kg(磐井川・狐禅寺橋(一関市))の放射性セシウムが検出された。また、周辺環境の空間線量は、右岸・左岸で0.03~0.15µSv/h、水面出0.02~0.05µSv/hを測定した。同県では今後、農林水産物が出荷制限等となった市町村(今回調査した河川及び環境省が調査した河川が存在する市町村を除く)の河川を追加調査する予定という。

情報源 岩手県 記者発表資料(PDF)
岩手県 公共用水域の放射性物質モニタリング結果について
機関 岩手県
分野 健康・化学物質
水・土壌環境
キーワード モニタリング | 環境省 | 水質 | 公共用水域 | 河川 | 底質 | 岩手県 | 放射性物質 | 放射性セシウム | 空間線量
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