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 環境省、平成24年度「日本モデル環境対策技術等の国際展開」事業に係る第1回日尼共同政策研究ワーキンググループ会合の開催結果を公表

発表日:2012.07.03


  環境省は、平成24年6月19日にインドネシアで開催された、平成24年度「日本モデル環境対策技術等の国際展開」事業に係る第1回日尼共同政策研究ワーキンググループ会合の開催結果を公表した。同省では、アジア諸国における環境問題の深刻化に対する国際協力の一環として、平成21年度から同事業を開始しており、法制度整備や人材育成とパッケージで我が国の環境汚染対策や環境測定の技術を戦略的・体系的に普及・展開させていく方策について検討を進めている。インドネシアとは、平成23年から産業排水対策分野の事業を実施し、北スマトラ州ランカット県にある粗パーム油工場(PTPN II社)の工場排水管理を対象としてモデル事業を実施することを合意している。今回の会合では、インドネシア環境省等のモデル事業の参加機関と平成24年度の具体的取組内容を協議した。その結果、インドネシア側で、工場排水の水量や水質を継続的にモニタリングし、油水分離装置等の効果を確認するとともに、日本側は、モニタリングの結果を踏まえ、環境対策技術の運用・環境管理等について改善を助言すること等について合意した。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 地球環境
水・土壌環境
環境総合
キーワード モニタリング | 環境省 | 環境技術 | モデル事業 | 水質 | インドネシア | アジア | 環境管理 | 環境汚染 | 産業排水
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