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 環境省、アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ第10回会合(WGIA10)の結果を公表

発表日:2012.07.17


  環境省と(独)国立環境研究所は、ベトナム天然資源環境省とともに平成24年7月10日~12日にベトナム・ハノイで開催した「アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ第10回会合(WGIA10)」の結果を公表した。同ワークショップは、平成20年のG8環境大臣会合の結果を受けて、「測定・報告・検証可能(MRV)な温室効果ガス排出削減活動」に関する途上国の能力向上支援のためのワークショップと位置付けられている。今回は、インベントリ作成のための最新のソフトウェアを用いた実習及びアジア諸国にとって重要な農業・林業・その他土地利用分野について算定方法等の情報交換が行われた。また、インベントリやその算定根拠等について二ヶ国間で詳細に学習する「相互学習」が昨年に引き続き実施された。その結果、相互学習及び排出量の算定トレーニングの有効性が共有され、今後も活動を継続することとなった。また、次回会合では、気候変動枠組条約第18回締約国会議(UNFCCC COP18)の結果を踏まえて議題を設定すること等が推奨された。

情報源 環境省 報道発表資料
(独)国立環境研究所 記者発表
機関 環境省 (独)国立環境研究所
分野 地球環境
キーワード 環境省 | 温室効果ガス | 気候変動枠組条約 | 国立環境研究所 | ベトナム | ワークショップ | アジア | インベントリ | WGIA | 相互学習
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