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 環境省、災害廃棄物処理の進捗状況と目標達成に向けての方針を公表

発表日:2012.10.19


  環境省は、災害廃棄物処理の進捗状況と目標達成に向けての方針を公表した。岩手県、宮城県、福島県の3県とも、平成24年8月から9月末までの2ヶ月間で処理・処分の割合が約5%ずつ進捗している(3県合計:約22%が約27%に)。岩手県、宮城県では、中間目標達成に向けて進捗ペースの増加が必要となっている。今回、災害廃棄物の処理の推進に関する関係閣僚会合(第5回)を開催し、方針をまとめた。主な内容は、1)年内に被災地における処理能力をさらに増強するとともに、広域処理を調整している案件について、受入れ先を確定すること、2)海岸堤防や海岸防災林などの公共工事に、再生資材を着実に活用すること、3)平成24年度内に、岩手県・宮城県のすべての災害廃棄物の処理のめどをつけるよう、調整を終えること等、である。同省では、平成24年度末の中間目標達成を確実なものとするため、年内を一つの節目として、取組を着実に進めていくという。

情報源 環境省 災害廃棄物処理の進捗状況と目標達成に向けての方針(PDF)
環境省 被災3県沿岸市町村の災害廃棄物処理の進捗状況(PDF)
環境省 被災3県沿岸市町村の災害廃棄物処理の進捗状況(概要)(PDF)
環境省 災害廃棄物対策情報サイト
機関 環境省
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 廃棄物処理 | 環境省 | 岩手県 | 福島県 | 宮城県 | 東日本大震災 | 災害廃棄物 | 広域処理 | 再生資材
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