環境省は、Car to Carの実現を目指した「鉄スクラップの高度利用化実証事業」を実施すると発表した。同事業は、鉄スクラップを原料として自動車用の構造用鋼板(高張力鋼)を電炉で試作し、国内初の実用化を目指してその品質について検証を行うもの。自動車の構造用鋼板など、より幅広い製品の原料として鉄スクラップを用いることができるようになれば、1)貴重な国内資源である鉄スクラップの利用用途の拡大、2)鉄スクラップに含まれるレアメタル等の有効活用、3)資源輸送時に要する二酸化炭素の削減(鉄鉱石は海外から遠距離輸送)、4)使用済自動車から回収される鉄スクラップを原料として再び自動車を製造する(Car to Car)など水平リサイクルの実現、などにつながるとしている。実施期間は平成24年度で、公募により選定した東京製鐵(株)により実施される。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル |
キーワード | CO2 | リサイクル | 環境省 | 実証事業 | 自動車 | レアメタル | 鉄 | スクラップ | 東京製鐵 |
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