生物多様性条約愛知ターゲット12のための国際的なパートナーシップが発足
発表日:2013.05.28
生物多様性条約(CBD)事務局の発表によると、種の減少を食い止めることを目指した「愛知ターゲット12」の達成を助ける国際的パートナーシップ「フレンズ・オブ・ターゲット12」が発足した。生物種は急速に減少しており、最新の国際自然保護連合(IUCN)レッドリストで評価した6万5518種のうち、2万219種が絶滅危惧種とされている。しかし過去の経験から、保全活動が有効であることはわかっており、絶滅寸前の状態から回復した種もある。このパートナーシップは、種の保全や持続可能な利用を確保するために活動している政府機関やNGO、地域組織、大学や専門家のネットワーク、民間企業等の知識と経験を集め、生物種を保護する方法についてCBD締約国政府等に実用的なアドバイスをすることを目的に発足したもので、ベルン条約やボン条約、ラムサール条約、ワシントン条約、コンサベーション・インターナショナル(CI)や世界自然保護基金(WWF)、ロンドン動物学会(ZSL)等21のパートナーが参加している。
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