中国生態環境部など、渤海の環境を改善する行動計画を公表
発表日:2018.12.22
中国生態環境部(MEE)、国家発展改革委員会(NDRC)、自然資源部(MNR)は、渤海総合管理行動計画を発表した。計画期間は3年で、渤海の水質改善と生態系保全のため、陸上の汚染源対策を含む海洋汚染防止対策、生態系の保全と回復、環境リスク管理体制の構築に取組む。陸上の汚染源対策としては、工業や農業、家庭からの排水の監視の厳格化と基準遵守の徹底を図り、不法または不適切な排水施設を撤去し、水質基準V類を満たさない河川を減らす。さらに養殖業や船舶、港湾施設等海上での業務による汚染の防止対策を策定する。生態系保全のためには、海洋埋立を厳重に監視し、海岸部の生態機能の向上を図り、漁業資源を回復する。海上での重油流出や藻類の発生等の緊急事態に対応するための環境リスク管理体制を構築し、監視、早期警告、出動のためのシステムを整備する。計画は2020年までに、渤海沿岸部の海水の73%を水質基準I類ないしII類に改善し、自然海岸の割合を35%に維持し、海岸部の湿地を6900ha回復し、再生海岸線の長さを70km増やすとしている。
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