環境省、常磐自動車道における除染の結果を公表
発表日:2013.09.27
環境省は、常磐自動車道における除染の結果を公表した。同省では、平成24年3月より「常磐自動車道警戒区域内における除染モデル実証事業」を実施し、その成果を基に平成24年12月より「常磐自動車道除染等工事」を行ってきたが、平成25年6月をもって除染作業を終了(仮置場整備、除染後モニタリング等は引き続き実施)した。その結果、平成25年度内に開通を目指している区間は、概ね当初の方針どおり線量を低減でき、その他の区間は一部で線量の高い区間があるものの、一定程度低減させることができた。これを受け、今後、今後東日本高速道路(株)により復旧・整備工事が本格化される。除染モデル実証事業の結果を踏まえ、予定されている路面切削、舗装工事等による空間線量率の低減効果を考慮すると、避難指示区域内の常磐自動車道の全線で、当初の方針どおり線量を低減できる見込みという。
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