環境省、第16回日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM16)の結果を公表
発表日:2014.04.30
環境省は、平成26年4月28日から29日に韓国・大邱市で開催された第16回日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM16)の結果を公表した。同会合は、北東アジアの中核である日本・中国・韓国の三カ国の環境大臣等が一堂に会し、同地域及び地球規模の環境問題に関する対話を行い、協力関係を強化することを目的とするもの。今回は、三カ国の国内環境政策の進捗状況の紹介を行うとともに、PM2.5を含む越境大気汚染、黄砂、海洋ゴミ、気候変動、生物多様性、水銀等について率直な意見交換を行い、共同コミュニケを採択した。また、2015~2019年に三カ国間で大気環境改善等の9分野に優先的に取り組んでいくことに合意。今後5年間、新たに加えられた「大気環境改善」、「水・海洋」「地方環境」をはじめとする各分野での活動を強化していくという。なお、次回会合は、中国で開催されることが決定され、2015年~2019年の共同行動計画を採択することとなった。
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